本記事の目的

主にWeb系のビジネス職の方に向けて、UMLを使った仕様の図解手法を説明することです。

例題

以下のような仕様のタスク管理ツールを題材にします。

・ユーザーはタスクを作ることができる ・タスクにはタイトルと説明を入力できる(必須) ・タスクにはFeature/Chore/Bugの3種類があり、Featureのタスクの場合だけ、Pointと期限を入力できる(必須) ・無料ユーザーは5つまでタスクを作れる。有料ユーザーは無制限。 ・ユーザーはタスクを作成、編集、削除できる

UMLの種類

上の2つだけ覚えたら一旦OKかと思います。ER図やクラス図はエンジニアリングの知識が入ってくるためです。

状態遷移図はプラスアルファな位置づけですが覚えておくと複雑な仕様を図解しやすくなります。

状態遷移図の構文と機能

UMLを書くツール

PlantUMLという記法を使って文字でUMLを書くか、diagrams.netというサービスでマウス操作で書くか、好みで選ぶことができます。

社内ドキュメントツールにesa.ioを使っている場合

esaは本文中にPlantUMLを埋め込めるためPlantUMLを推奨します。